国際連携
本校ではイノーベーターの育成を目指し、国内外での国際連携カリキュラムを実践しています。
■AYF for SF(Asian Youth Forum for Sustainable Future)
本校は2006 年にユネスコスクールに加盟し、その理念を実現すべく、海外校とのネットワークを活かした高校生国際会議“Asian Youth Forum(AYF)”を開催しています。国際的諸課題、とりわけ SDGs 達成に向けた諸課題について、アジアの高校生が集い、議論する場を設けています。
■タイ研修
本校は,タイの科学技術先進校である Princess Chulabhorn Science High School Chonburi 校と姉妹校提携を結んでおり、探究活動を通じて異文化交流を行っています。また、タイ政府主催の科学フェアTJ-SSF(The Thailand-Japan Student Science Fair)およびICTフェアTJ-SIF(Thailand-Japan Student ICT Fair)に参加し、研究発表を行っています。タイの大学教員による指導・助言、講義や実習、文化交流会や天体観測会なども行われ、タイをはじめ海外の高校生、教員と科学的な分野に重点を置いた研修を行っています。
■ 海外理数先進校との研究交流
立命館高等学校の国際共同研究プロジェクト「International Collaborative Research (ICR)」や、同校が主催する「Japan Super Science Fair(JSSF)」に参加し、海外の高校生と交流をはかりながら国際共同研究に取り組んでいます。
過去に実施した国際連携活動
■ Nara Sakura Science Camp(アジアの高校生との科学技術ワークショップ)
この企画は、次の2点を目的として国の「さくら・サイエンス事業」の支援を受けて行われました。
・アジアの6カ国の高校生が共に学び、先端の科学技術のワークショップを通して、次世代のリーダーに必要な知見や技術を習得する。
・さまざまな文化的背景を持つ生徒達が協働し、英語で科学の課題を探究し学習することで、国際的な場で活躍するために必要な、論理的思考や議論・表現する能力を身につける。
2019参加国:インド・タイ・台湾・ベトナム・インドネシア・ウズベキスタンの6ケ国
2018参加国:韓国・台湾・ベトナム・インドネシア・ウズベキスタンの5ヶ国
2017参加国:韓国・台湾・ベトナム・インドネシア・ウズベキスタンの5ヶ国
■ ベトナム研修
ベトナム国内でも理数に特化した英才教育を行い、国際科学オリンピックにおいて多数のメダリストを輩出しているベトナム国家大学ハノイ校自然科学大学附属英才高校(HSGS)を訪問し、授業体験や科学オリンピック研修会への参加、合同でのフィールドワークや研究交流会を行いました。
■ タイ共同研究研修
サイエンス研究会(化学班)の大山さん、高井さんが立命館中学校・高等学校のSSH科学技術人材育成重点枠のタイ共同研究研修に参加し、現地のチトラダスクールを訪問しました。現地では研究所の施設を使って実験を行ったり、現地の研究者の方からアドバイスをもらいながら英語でのディスカッションを行いました。帰国後も現地の学校と連携を取りながら、継続的な国際共同研究を実施しました。
研究テーマ:お茶の葉(日本)、グァバの葉(タイ)を使った水溶液中の金属イオンの除去
【外部リンク】立命館中学・高等学校 タイ共同研究研修のHP
■ 国際的な科学コンテストへの出場
国内の科学コンテストにおける功績が認められ、招聘されました。各コンテストにおいて、参加生徒は英語での研究発表及びディスカッションを行いました。
2019年度の実績